最近、101個とか、50サイトとか、70選とか
やたら数を強調したサイト記事を見て、
「なにこれ…。こんなたくさん書かれたらもうこのキーワードで
記事書いても意味ないじゃん…」
って、こんなこと思っていたりしませんか?
そんなあなた!大丈夫です!そんな心配もういりません!
なぜなのかって?
それは、人によってはとりあえず数だけ勝負の記事に、
飽き飽きして嫌だから読まないって人もいるからです!
だって、実際
「数だけやたら多い…」とか
「もう数はええっちゅうねん!」
って心の中で叫んだことありませんか?(笑)
ありますよね?
おんなじ事ばっかり書いてあって、検索1位と2位の記事の違いって
まとめてある記事の数だけなんじゃない?って思ったことはありませんか?
僕はあります!(笑)
なので、キーワードを選んで書く前から、そんな数の勝負で
勝てないからって記事を書かないのはもったいないよーってことを
少しでも知ってもらえたらと思って記事を書いてみました。
今回の記事の内容では、キーワード選定のコツを知る方法と、その
検索ユーザーの意図や、ニーズを理解して記事を書いていくために
便利な、大手サイト4つを紹介していきたいと思います。
最後まで記事を読んでもらえれば、
・数で勝負しなくても大丈夫だと思える理由
・使い慣れてくればキーワード探しが簡単になる大手サイト4つ
がわかって、キーワードをサクッと決めて、
数だけ勝負の記事じゃないオリジナルコンテンツを
書くコツがつかめてくるはずです。
では早速いってみましょう!!
1、数だけ勝負になってはいけない理由、してはいけない理由
1-1、相手は感情の生き物だから
いきなり言っちゃいたいと思いますが、タイトルの中の◯◯の答えは感情です。
検索意図が違う人が見てるんだから、個人個人で情報を知りたい理由は
バラバラなのが普通です。
ということは、いくら検索上位にいても、人によって役に立つ記事だったと
思う人もいれば、全然役に立たなかったと言う人も当然いますよね?
そう考えれば、まとめ記事が必ずしも良いとは限らないという意見も
納得できるのではないでしょうか?
1-2、検索ユーザーによって意図が違うから
検索ユーザーの意図の違いについてもう少し具体的に話していきますと、
世代、性別、職業による違いや、その時の突発的な感情、知りたくなった
タイミングなど様々です。
例えば、キーワード選定のコツを知りたいという場合
大きく分けるとだいたいこの3つのタイプに分かれます。
①知識として知りたい人
②問題解決したいことがあって、だからその方法を知りたい人
③独自の視点でそのサイト運営者の考え方を知りたい人(その人のノウハウを知りたい人)
知識として知りたい人には、
◯◯な感じで◯◯なサイト46選
というタイトルの記事で46の情報が書かれていると、
わぁーこんなに教えてくれてありがとう!となります。
⇒ 知識としてただ知りたい人にはいい記事となります。
ですがこのタイプの記事だと、2番煎じ、3番煎じの記事になってしまった場合、
ほかにはない新しい情報が追加されてないと満足してもらえません。
ここで多くの人がやってしまう間違いが、満足してもらうために
数を増やしてしまうということです。
このように数だけ増やしていっても一時的なものでしかなく、
他にも良いコンテンツを発信して定期的に検索してもらえないと、
なかなか潜在顧客になりにくいという特徴があります。
問題解決したくてそのコツを知りたい人には、
◯◯をする方法
など、悩みを持っている人が解決策を求めているため、この場合は
潜在顧客の可能性は十分にあります。
ただ、こちらの記事も同様に、他から拾ってきた情報をつなげただけのものだったり、
他とまったく同じような情報だと、既にその情報を知ってしまっていた場合
満足してもらえません。
ですので、他のサイトよりも濃い情報や、読み手が潜在的に悩んでいる
問題を理解して、新たな気付きを与えてあげる必要があります。
サイト運営者の独自の視点での方法、ノウハウを知りたい人には、
◯◯+検索キーワード
この◯◯の部分は、特定のサイトの名前です。
このニーズの人は、すでに過去にあなたのコンテンツを読んだことがあって、
満足した事のあるリピーター、ファンの可能性が高いので、メルマガ登録を
して見込み客になると、あなたが提供する商品を高確率で買ってもらえるはずです。
ただ、こういった人たちはサイト訪問者全体の中でも僅かなので、WEBサイトだけで
作り上げるのではなく、メルマガも含めてコミュニケーションを取っていきましょう。
1-3、知らせるだけなら誰でも出来るから
まとめ記事の特徴として、コンテンツ自体が他からの引用がほとんどで、
その引用できる記事や動画などのコンテンツを探してくれば誰でも
作成出来ます。
そのため、基本的には一番最初に作った人や、ほかよりもより数が多い人が
単純に良いという感じになりがちです。
他と対して変わりがなく、探してくれば誰でも作れるのであれば、
別にあなたが作る必要はないため、コンテンツマーケティングの
観点からすればあまり得策ではありません。
知らせるだけなら1人で十分ですよね。意味のないまとめ記事合戦に
あなたが参戦する必要はありません。
1-4、まとめコンテンツの使い所がもったいないから
たくさんの数字を使ってボリュームをアピールしたい場合は、
使う場所が重要になってきます。
例えば、商品の特典として使ったり、メルマガの無料登録を
してもらう際に使うプレゼントオファーであったり、見込み客に
関係するもので、何かのチェックリスト
(セミナーチェックリスト、用語集)などなどです。
使う場所を決めて圧倒的なボリューム、見込み客にとって必要な情報、
コンテンツを提供することで、場合によっては普通のブログ記事として
情報を出すよりも価値を感じてもらうことが出来るはずです。
コンテンツマーケティングだからといって、なんでもかんでも出せば
いいってものではないということは覚えておきましょう。
あくまで、自分の持っているコンテンツを、相手にどのような形で
提供すれば役に立つことが出来るのか?と考えてみることで他との違いや、
見せ方が変わってくるはずです。
まとめ記事は1つ1つの記事の魅せ方を、他の人と同じ感じにならない工夫をして、
割合は全体の数%にするなど、使う場所を考えてから使ってみると
効果が変わってくるはずです。
1-5、簡単にできて差別化にならないから
重複する点もあるかと思いますが、結局はコンテンツも、
他との違いがわからないと意味がありません。
つまり、オリジナルコンテンツ。
あなたにしか出すことの出来ないコンテンツを出すことで
他との違いがわかります。
ただまとめて、ただ他よりも数が多いだけで、他との違いがないコンテンツだと、
結局誰が書いても同じです。
こういった記事の書き方は表面だけを見て、検索する人の気持ち、
意図をくんでいないように思えます。
覚えておいてほしいのは、誰にでも出来ること、
書けることは価値が低いということです。
そう簡単に手に入らない物、数が少ないものほど希少価値が
高いという事実は、なんとなくわかりますよね?
例、世界に1つしかない◯◯、ここでしか手に入らない◯◯
2、うまいキーワード選定をするコツ
5つの理由がわかったところで、次は実際にキーワード選定を
していく際のコツを話していきたいと思います。
2-1、感情、相手の気持ちにフォーカスする。
テクニックや表面的な方法だけを見ていると、同じような記事しか
かけません。
ですが、先程も冒頭でお伝えした通り、相手の感情にフォーカスすることで
個々の検索の意図を考えるようになるので、結果的にオリジナルな記事が書きやすくなります。
悩みがあって検索する人、好奇心、興味があって検索する人、恥ずかしい思いを
したくないから検索する人。
そういった検索する人の心理を考えてみることでキーワード選定に
活かすことが出来るはずです。
2-2、相手の気持ち=検索ボリュームばかりではない。検索に乗らないキーワードもたくさんある。
グーグルキーワードプランナーという検索ボリュームが
大まかにわかるキーワードツールを使っていると、
ついつい検索する人の感情を数値だけ考えてしまいがちです。
もちろん数値、検索ボリュームでしかわからないのでそれはそれで
仕方ないことなのですが、実はキーワードプランナーに検索ボリュームが
十分じゃなくて表示されないキーワードこそが、検索ユーザーが
本当に知りたい濃い検索ワードである場合があります。
実際、時々何か検索してる最中に、なかなか自分が知りたい答えが書いてあるサイトに
出会えなかったという経験はありませんか?
そして、時間をかけて一生懸命探して、やっと求めていた答えが書いてあるサイトに
たどり着いた時、その情報を書いてくれたサイト運営者さんにものすごく感謝
したくなったことはありませんか?
実際に専門的な知識であればあるほどこういった事はよくあるはずです。
詳しい人や専門的な知識を持った人しか知らないキーワードがそれにあたりますね。
こういった、専門的すぎて検索ボリュームが少ないキーワードを見つけて
書けるようになれば、他とはなかなか被らないコンテンツを
書くことが出来るようになるでしょう。
2-3、単一キーワードよりも、複合キーワード
2-2の話にもつながってくるのですが、「英語」などの1語だけの
単一キーワードよりも、専門的で、2語、3語、4語と打ち込んである
複合的なキーワードを選びましょうということです。
複合キーワードのほうが検索意図が絞られて来るため、
1語だけで検索してくる人よりも、的確な答えを返しやすくなります。
検索ボリュームだけでみれば単一キーワードは検索数は多いのですが、
1語だけだと何を知りたいのかわかりません。
何を伝えればいいのかわからないキーワードよりも、ある程度何を検索で
知りたいのかわかるキーワードの方が、記事も書きやすくなるはずです。
あともう一つ、単一のキーワードで書いても高確率で検索に
引っかることはないでしょう。
あったとしても、記事を公開して1ページ目に表示されることはほぼないはずです。
検索ボリュームの多い単一キーワードはすでにずっと前から
SEO対策をしている会社があります。
初心者が狙うようなキーワードではありません。
ですので、そんな渋滞してるような場所のキーワードで競わなくても、
ちゃんと意図がある程度明確な人を対象にしていきましょう。
記事をせっかく書いても、全然読まれないキーワードよりも、
1人でも読んでもらったほうがいいですよね?
2-4、関連キーワード、サジェストキーワード
関連キーワードは下記のように検索キーワードを入れた際、主にページの下部に
出てくるキーワードのことを指します。
サジェストキーワードは下記画像のように検索した検索した語句の
関連キーワードを提案してくれる機能のことです。
先程から、表面的なキーワードよりも検索してくる人の感情を理解しないと
いけないということはお話してきました。
ですが、感情を理解するといっても、100%わかるわけではありませんし、
エスパーでもない限り相手の気持ちなんてそうそうわからないですよね。(笑)
だからせめて、こういった関連キーワードやサジェストキーワードからも
予測して記事を書いていこうということですね。
ちなみに、僕は結構利用しています。
いくつかチェックしてみると共通点が見つかることが多いので
知っておくと良いでしょう。
3、検索ユーザーの悩みや意図を具体的に知るための4つのサイト
理由、コツを知った上で、更にユーザーの検索意図を
深く知るためのサイトを紹介していきます。
3-1、ヤフー知恵袋
ヤフー知恵袋には本当にたくさんのカテゴリーがあり、
そこには人に聞いてでも解決したいたくさんの悩みが日々書き込まれています。
自分のターゲットの悩みをここでひとつひとつ見ていくことで、
日々の中では思いもしなかったキーワードや、なかなかわからない
相手の感情が見つかるはずです。
相手のことを深く理解するためにも、深掘りしてリサーチを
していきましょう。
(※中には、自社サイトへ飛ばしたり、売り込み目的の自作自演の投稿などもありますが、
いくつか真剣に見ていくとわかってくるようになるはずです。)
3-2、Amazonの書籍レビュー
アマゾンの書籍のレビュー欄も率直な声、意見が反映されています。
書籍を読んでみてよかった感想や悪かった感想、何を知りたくて
その本を手にとって読んでみたのか?
今現在抱えている悩みは何なのか?など、注意深く見ることで
その本を手にとって読んでいる年齢層のことや、その人たちの考え方がよく
わかってくるはずです。
ヤフー知恵袋の悩みとはまた違って、具体的にレビューされている商品を
手に取る前後が見えるので、人物像がよりくっきり見えてくるようになります。
自分の見込み客が読んでいる本がいくつかわかれば、その本から
リサーチをしてキーワード選定をするのも良いですね。
3-3、発言小町
発言小町は、より女性向きの掲示板です。
女性をメインにしてビジネスをしている人や、これから女性向けの商品を
開発、販売していく際には使っておきたい無料サービスです。
僕は男なのですが、この発言小町は結構深いなーと思って見ています。
というのも、女性ってそんなこと普段思ってるの??と、
びっくりしたり、がっかりしたりすることが多いからです(笑)
厳しい言葉がバシバシ書かれていたりするので、
心臓の弱い人には向いていません(笑)
ですが、女性の生の声、悩みを知るにはいい掲示板です。
3-4、SNS
twitterやfacebookなどのSNSもタイムラインに流れてくる
リアルタイムな投稿、つぶやきはキーワード選定に活かすことが出来ます。
特にtwitterのリアルタイム検索は、例えばニュースや話題に
なっている出来事をつぶやいている人を見て、知ることが出来るので、
見込み客のリアルタイムな感情を知るには非常に効果的です。
比較的若い世代をターゲットにビジネスをしている業種の方などは
積極的に使用していくといいと思います。
まとめ
マーケティングの世界には、
「ドリルを売るな 穴を売れ」という言葉があります。
これはつまり、商品を売るのではなく、商品を買って
得られる結果を売ろうという話で、今回のこのキーワード選定のコツにも
精通してくるものがあると思っています。
つまり、
ドリル=キーワード
穴=検索ユーザーの感情、検索意図
と考えれば、表面的なキーワードだけで戦っても意味がないと
言えないでしょうか?
とはいえ、人と全く被ることがなくて検索ボリュームが多い
キーワードもそう簡単にはあるはずありませんよね?
ですから、同じキーワードを使うにしても、商品ではなく、
人に注目しながらリサーチしてみるとうまくいくはずです。
是非試してみてください。