コンテンツマーケティング

集客のアイデアを考えるために必要な5つの質問ステップ

誰にでも得意不得意はあるもの。

それも、長く生きていればいるほど、
自分は何が得意で、何が苦手かっていうことが
だんだんと分かってくるから、得意なことが
見つかった時は嬉しい半面、
苦手なものが増えてくると、

「おれ、なんも出来んやん…」

なんて、自己嫌悪に陥ったりするときも結構あり。(笑)

例えば、僕は学生時代から絵画とか、図工とか、美術系が苦手で、
もちろん自分でも自覚してました。

自分でもわかっていたから、早々に、
「あっ、もうこれ向いてないからあきらめよう…」

って思って、努力しなかったし、期末の美術の成績は
良かった試しがない。(笑)

なんかこう、美術とか芸術って、クリエイティブな分野で、
自分には最初からそんな才能がないって思っていたから、
サラリーマンの時も、クリエイティブで新しいアイデアを
出すことが苦手で、もちろん集客のアイデアも出すことが出来ませんでした。

ところが、とあるサイトで紹介されていた本がきっかけで
ビジネスの分野でクリエイティブな要素を出す必要が
ないことが理解できたお陰で、僕の早々のあきらめは
ムダではなかったことが証明されました。(笑)

あとでまた紹介しますが、オリジナルの正体は既存の知識の
組み合わせでしかないことがわかったからです。

これはつまりどういうことかというと、新しいものを生み出す必要はなく、
既存のものに手を加えるだけで新しいアイデアになるんだよって
いうこと。

だから、この記事を読んでくれている人!大丈夫!
本当の意味でのオリジナルなんてないんだから、
集客のアイデアにもう悩む必要はないですよ(笑)

ということで今回は、集客のアイデアを考えるための方法について
話をしていきたいと思います。

集客アイデアの出し方 準備編

まず、どれくらいの数字を上げたいのかを把握する

集客のアイデアを考える前に目的地は決まっていますか?
ゴールがない状態で走り出しても、暗闇の中で猛ダッシュできないのと
同じで全力を出すことが出来ません。

なので、まずは、集客のアイデアを実行して
達成したい目標を決めるところから始めてみてください。

・一回の実践での結果なのか?

・期間を決めて、長いスパンで検証していくのか?

この期間や、実践の回数によっても、結果は変わってきます。

当然、1回しかしないような施策であれば、テストをして
数値を上げていくなんてことは出来ないので、念入りな
準備が必要になってきます。

それとは対象的に長いスパンで見る場合、ある程度予算があると
思うので、一回の結果だけで判断されることはないため、精神的には
気楽です。

投資に対するトータルで見ればいいので、PDCAサイクルを回せば
徐々に改善していける可能性も十分にあるからです。

ですので、目標の数字と回数や期間の設定は、
変更があったにしても、大枠は決めておいてください。

アイデアは既存の知識のつなぎ合わせであることを知る

ジェームス・ W ・ヤング さんの、【アイデアのつくり方】 という本によると、
新しいアイディアは既存の知識の組み合わせでしかないと書かれてありました。

つまり、アイデアは生まれるものではなく、作っていくものだということです。

なにか、アイデアを出すというと、今の自分の頭の中にあるものを
うーん、うーんっと、うなりながら出すものだと思っている人も、
もしかしたらいるかもしれません。

ですが、本当のアイディアはコネクティブなものであるということ。

なので、まずはネタを集めることが重要だということです。

ニュースで考えるとわかりやすいかと思います。

テレビ局などで毎日流れてくるニュースは、
どこもそう対して変わりません。

つまり、ネタはどこも一緒の状態。

その中で、見てくれる視聴者に他のニュースとの違いを出すために
行っていること。

それは、コメンテーターの意見です。

毎日のニュースに対して、コメンテーターや、
専門家、評論家などの専門知識を持った人が独自の視点から
意見を言うことでオリジナリティを出しているというわけです。

次からは、そのアイデアの種となる、ネタの集め方について、
5つの質問に答えて、アイデアの資料を作っていってください。

1、どんな人を集めたいのか決まっているか?

どんな悩み、どんな事を考えている人を集めたいのかということです。

年齢、性別、趣味、趣向など

具体的にこんな人!という人に落とし込めるまで
ターゲットを掘り下げてターゲット像を作っていくフェーズです。

このフェーズが決まっていないと、先程のゴールがない状態と同じで、
集客メッセージがぼやけてしまい、誰にでも当てはまるような、
メッセージが出来てしまいます。

TVCMのようにマス向けであればそれでもいいのかもしれませんが、
多くの会社は、そうではないはず。

全体の広告費で見ることの出来る大企業ではなく、
1件1件の顧客単価をシビアに計算しないといけないはずですので、
メッセージを届けるターゲットの選定はしっかりしていきましょう。

2、ターゲットがいる場所、いそうな場所でリサーチをしたか?把握しているか?

アイデアを試す前に1番必要なこと、それはリサーチです。

リサーチが中途半端だと、うまくいくものもうまくいきません。

お笑いで例えるなら、すべらない話などでしょう。

芸人さんが言うには、どんなにおもしろい話を持っていても、話す順番が
つまらなかったり、話す内容が間違っていると、全然おもしろくなくなるみたいなんです。

実際に、この話と同じような話を以前、芸人の千原ジュニアさんがすべらない話で
話していました。

その話によると、プライベートでおもしろい話をもっている
後輩芸人さんがテレビに出た時に、同じネタにもかかわらず
緊張のあまり、途中の話をすっとばしてしまったばっかりに
つるんつるんにすべってしまったという…

同じように、商品が良くても、メッセージの伝え方が悪いと
相手はいいものだと価値を認識することができなくなるため、
事前のリサーチはなによりも重要だということが理解しましょう。

3、ターゲットの頭の中にあるものは何か?

リサーチの分野をさらに掘り下げた部分になります。

人間の脳みそは、構造上多くの広告、メッセージが
目で見えていても、頭の中にないものは認識しないようになっています。

朝のニュース番組の占いを見た日に、その占いで
言われたことがやたら目に入ったりした経験はありませんか?

これは、実際目に見えているのは真新しい情報や物でないにも関わらず、
脳みそがそれを探そうとするために起こる現象なんです。

なので、この脳の仕組みを理解した上でリサーチをするなら、
相手が今頭の中で何を考えているのか?

これを徹底的に色んな所から探す必要があります。

例えば、インターネットの検索であれば掲示板サイト
など、直接書き込みができる場所から相手の頭の中を覗き込むことで
ターゲットが何を考えているのかを理解することが出来るはずです。

4、メッセージをどの感情で訴求するのか?

1、2、3で調べた結果を元に、それをどのように
伝えればいいのかを考えるフェーズです。

相手が普段使う言葉などが既にリサーチ済みなのであれば、
このフェーズは比較的簡単になるかと思います。

というのも、このフェーズは実際に相手にメッセージを
どう伝えるのかを決めていくところなので、
リサーチした結果を散りばめればいいだけだからです。

リサーチした段階である程度どうやってメッセージを伝えようか?
などがだいたいわかっているはずですので、それらを元に
メッセージを組み立てていきましょう。

5、相手が欲しいものを提供することができるか?

相手が欲しいものを提供できないと、集客アイデアは
ありません。

相手が思わず反応してしまうようなもの、
相手が気になって仕方ないものを

提供できているのか?

相手が断ることが出来ないような商品を提供出来ているかが
ポイントです。

市場に出す

集客アイデアの成功の秘訣は、資料集めの段階で決まっていますし、
相手にどんなメッセージを届けるかで決まります。

とはいえ、最後は実際に、市場に出してみないと、うまくいったのか、
メッセージがずれていたのかはわかりません。

うまくいく自信がなかったとしても、期限を決めなかったら永遠に
フィードバックがもらえないので、思い切って市場に出しましょう。

結果を素早く知るには相手の反応を見るのが、1番ですよ。

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