最近までお店に来ていたのに急に来なくなってしまった…。
何かあったんだろうか?
何か悪いことしたのだろうか?
自分で仕事をしていれば、こういったことを感じてしまう
経験は、1度や2度はあるかもしれません。
先日、ある知り合いと話をしていると、
冒頭のような話になりました。
僕はマーケティングや、行動心理の話がとっても好きなので、
近い知り合いということもあり、もう少しこの話を掘り下げて
聞いてみることにしてみました。
すると、とっても興味深い話がありました。
おしゃれなあの人が1000円カット???
話を聞いていくと、いつもお店に来てもらっていた、
おしゃれでファッションも個性的な人を外でたまたま
見かけた時に、ある場所に入っていった事が
とても意外だったみたいなんです。
なんでも、1000円カットで髪を切っているのを
聞いて、髪にこだわりのありそうな人でも価格の安い
カットをしたりするという事実に驚いたという話でした。
急に来なくなる理由
ある調査によると、
お客さんがお店に来なくなる理由の第一位は、
お店の存在を忘れてしまうからなんだそう。
お店を経営している人からすれば
信じられないと思うかもしれませんが、
これは自分が商品を買う側、サービスを使う側で
考えてみるとよくわかるんじゃないでしょうか?
あなたは、最近行ったお店をすべて覚えていますか?
今月になって行ったことのあるお店を全部覚えていますか?
おそらく、ひきこもりでまったく家から出ることの
ない人間を除いて、ほぼ99%の人が、全部ははっきりと
覚えていないって言うと思います。
自分も含めて、多くの人が自分が行った店を正確に
覚えていないのと同じように、相手も
いちいちあなたのお店のことは、
(悪い意味ではなく)覚えていないということ。
よほどクレームになるような事をしない限り
あなたのお店に来なくなるのは忘れているから。
それが普通なんです。
お客さんは何もせず放っておけば離れていってしまう。
何もしない場合、忘れられてしまって来なくなるのであれば、
失客しない工夫をしなければ、お客さんはどんどん来なく
なってしまいます。
つまり、また来てもらう為にキャンペーンをしたり、
DMを送ったりいろんなことをしないといけないということ。
一度離れてしまった人をまた引き戻すのは
簡単ではありません。
相手がまたお店に来たくなるようなことを
しないと振り向いてもらえないですし、
とっても労力がいることなんです。
じゃあ失客して、来なくなってしまわないように
するためにどうすればいいのか?
忘れないための工夫
それは接点を絶えず持ち続けること。
これです。
定期的に接触できる場所を作っておけば、
忘れてしまうといったことも少なくなるはず。
じゃあ、その接点を持ち続けるにはっていうと、
メディアを持つことが必要です。
メディアっていうのは、人が集まる媒体の事を言うのですが、
大きく分けると自分の顧客にこちらからアプローチしたり、
あちらからアプローチしてもらったり種類があります。
どちらがいいかと言えば、こちらからすぐにアプローチできて、
コミュニケーションが取れる媒体のメルマガやLINEがあれば
いいのですが、最初からそういったメディアを持っていることは
少ないはずです。
ほかにも、インスタグラム、Facebookなどありますが、
僕が一番オススメしているのは、WEBサイトや、ブログです。
ブログであれば、以前と違って今は高額なホームページ制作費を
払わずに済みますし、準備さえ出来ればすぐにスタートすることが出来ます。
記事を書いて時間がある程度経過してくれば、
検索した際に上位に表示されるため、自分だけのメディアが育つため
非常にオススメなんです。
まずは自分の媒体を持って、定期的に相手と接点を持つ場所を作っていって、
少しでも忘れられてしまわないようにしていきたいですね。