コンテンツマーケティング

オリジナル記事の作り方5つのタブーや気をつけたいこと

コンテンツSEO、コンテンツマーケティングという言葉が
ネット界隈で徐々に一般化してきた中、記事のコンテンツも
より一層他との違いや質が重要視されるようになってきました。

オリジナルコンテンツの重要性が上がったことで、
サイト運営者は、以前よりも検索してきてくれる人を
意識したコンテンツを作るようになってきています。

というよりも、検索エンジンの精度が少しずつ上がってくることで、
テクニックだけで検索上位にいたサイトの順位に影響が出たために
仕方なくコンテンツの質で勝負しなければいけなくなった人も
もしかするとたくさんいるかもしれません。

訪れてくれるユーザーにとっては、記事の質が上がったことは
大変いいことですが、制作する側からみれば、オリジナルの記事を
書き上げることは、結構な時間がかかります。

正直、文字数や情報量が多い記事を書き上げているときは、
めんどくさいと思うこともあります。

しかし、めんどくさい!となったり、簡単に記事を書き上げたいから
といって、ズルをしてはいけませんよね?

この記事では、Googleからのペナルティを受けて
せっかく育てたサイトに影響が出ないようにするための
5つのタブーを紹介します。

1、丸パクリするな

1-1、道徳的にどうなの?

これについては言うまでもないかと思いますが、
パクル側にも、パクられる側にも損となるので
絶対にやってはいけません。

パクる側は簡単です。

コピペでペッと張って終わりです。

まあ、完全コピーじゃないにしても、
ほぼ一緒の文章のようになっているにもかかわらず、
自分の中でちゃんとリライトしてると思い込みながらパクっているはずです。

しかし、コンテンツを作る側はそうではありません。

オリジナルコンテンツを作るのは、本当に手間と時間がかかります。

その手間と時間がかかっている自分の作品を、
さも自分が書いたかのように記事をアップするのは、
気分がいいものではありませんよね?

もし自分が同じことをされた時に、とても嫌な気持ちになるかと思います。

引用というレベルを超えた記事の盗作は
不快でしかないはずです。

1-2、じゃあパクる側のうまいパクリ方は?

かといって、記事に書かれている内容が
全部だめかというとそういうわけではありません。

問題なのは、そのパクリ方です。

書かれている内容は同じで、何を言ってるのかが
同じでも、自分の書き方、視点で伝えていかないと
いけないということです。

具体的に変える部分

・記事の切り口

・伝える順番、伝え方

この2つを変えれば、比較してよく見たら同じことを
言っていたとしても別のコンテンツと思ってもらえるはずです。

1-3、アイデアは?

アイデアに関する記事

http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime1.html

このサイトにも書かれている通り、
アイデア自体はパクリにはなりません。

著作物は、他人が知ることが出来るように
外部に表現されたものと明記されている
ため、
アイデアの段階では法律的なルールは存在していないんです。

ですから、知り合いの間で
出た面白いアイデアがあって、
それをいち早く実行して成功したとしても、
アイデアを出した側は、法律的に文句は
言えません。

http://gihyo.jp/design/serial/01/copyright/0004

保護されるのは表現であって、
アイデアそのものではないようです。

1-4、パクる側のデメリットは?

Googleのルールによると、検索エンジン上に
同じコンテンツ、重複コンテンツは必要ないという
考え方があります。

そのルールがある以上、同じコンテンツだと認識された
場合、多くの場合あとに検索結果に表示されたコンテンツの
検索順位が下がります。

1-5、パクられた側のデメリットは?

パクられた事をGoogleに申告する手間が発生する。

何も悪いことをしていないのに、コピーコンテンツを
削除するよう申請しなければいけないという
なんともめんどくさいことをしなければいけません。

著作権侵害の報告

https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?pli=1&hl=ja

1-6、検索する相手の事を見てないのはNG

コピーコンテンツを作成する人は、
検索する人をしっかりと見れていない気がしています。

Googleが掲げる10の事実にもあるように、

悪事を働かなくてもお金は稼げる。

と書かれています。

短期的なズルをしないで、
オリジナル記事を作っていきたいですね。

2、辞書だけになるな

2-1、埋もれてしまう記事

コピーコンテンツではないけど、
ただ事実のみを淡々と書かれているコンテンツは
オリジナルとは中々言えません。

なぜなら、オリジナル記事は、

事実+独自の意見、切り口

だからです。

事実は変わりません。

なので、誰が言っても同じです。

誰が言っても同じなのであれば、
1番丁寧にかかれている記事が1つあれば
いいですよね?

2-2、解説だけだと、他と同様に埋もれてしまう。

解説だけだと、良くないことがまだあります。

それは、ユーザー視点で見ても、他との差別化が
出来ないことです。

先程の話と似ているかもしれませんが、
さっきは、検索エンジンの検索結果の話。

今回の話は、見る側からしても区別がつかない
ということ。

これ、違う形で想像してもらえばいいのですが、
今、町中にコンビニは溢れかえっていますよね?

いくつかコンビニの種類はありますが、
よく見てみると、陳列されている商品なんて
レジ前のホットスナック以外ほぼ変わりませんよね?

どこに入っても同じであれば、
特別な理由がなければ、その時の気分で
お店の中へ入るわけです。

まあ、最悪コンビニだったら実店舗という分、
まだましなのかもしれませんが、インターネット上で
同じことをすると致命的です。

なぜなら、ユーザーがあなたのサイトに来ても印象に
残らないからです。

もし、今お店を経営している人であれば、
あなたがインターネットを使うのは最終的に
集客をして売上をあげることが目的のはず。

であれば、印象に残らないサイトを作るということは、
どのサイトをみても同じ記事、
ほぼ同じ記事なのであれば、別に
わざわざサイトを調べることなく、
最初からウィキペディアで意味を調べればいいわけです。

2-3、ウィキペディアを量産してはいけない

もちろん基本的な知識、初歩の初歩の知識を
探している人はいます。

ですが、その基本的な記事からプラスアルファで
書いていくことで、小さなことでもユーザーの頭の中に
他との差別化が出来てくるわけです。

だからこそ、辞書になるのではなく、
「らしさ」を出していかなければいけません。

3、恐れるな

3-1、サイトの批判

サイトからの検索流入が増えて、
あなたの記事を見てくれる人が
だんだんと増えてくると、少なからず
記事に対する批判コメントは来るようになります。

そして、必ずしも全員があなたの書いた記事に
賛成してくれることはありません。

ですがそれは、特定のサイトだけの話ではありません。

事実、すでに多くの人がブログからの批判コメントを
受けた経験を持っており、それに対して幾つか
記事を上げています。

ブログの批判コメントやアンチ意見を約2分間で気にならずに済む3つの考え方

http://www.inoue311.com/criticism-comment

ブログに批判コメントが付いて気にしているあなたへ

http://www.b-chan.jp/entry/essay/blog-criticism

批判コメントをする人への対応3選!安易に削除や無視よりもブログネタにすればいい
http://inouegaku.com/comment-correspondence

このように、初めての批判コメントは嫌になる気持ちも
あるかもしれませんが、慣れてくるとへっちゃらになるみたいです。

記事によると、実際に批判コメントをしてくる人は
かまってちゃんで、自慢したがりで、ブログのファンであることが
実は多いようなので、批判があることがすごいことなんだと思って
割り切れるようになれたらいいですね。

3-2、アマゾンの場合は?

もう一つ違った角度から批判について考えてみたいと思います。

次はアマゾンのレビューに関して
共通する部分があったので、話していきたいのですが、
まずはこのアマゾンのレビューを見てください。

嫌われる勇気

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

小説 君の名は。

この3つの本は2016年の和書総合ランキングの
トップ3となった商品です。

これを見てもらうとわかるように、
多くの人の目に触れられるようになると、それだけレビューも
多くなるわけで、色々な考え方の人がいることがわかりますよね。

こういった部分から見ても、批判を受けない事自体が不可能ということになるので、
1つ1つ真に受けてたら時間がもったいないということになります。(笑)

3-3、レビュー全部★5だと気持ち悪くないだろうか?

ここで少し想像してみてほしいのですが、
逆にアマゾンのレビューで全部が★5の商品って
見たことありますか?

売れている数が少ない間はもしかするとあるのかもしれないですが、
数が売れてくるとそんなことはないはずです。

そんなことよりも、全員が全員同じ評価って
逆に信用できるでしょうか?

僕は信用出来ないのですが、
あまりにも評価がいい場合、今度は逆に悪い所が
ないか疑ってしまうのが人間の真理です。

商品を買う側の際は全員が好意的だと逆に疑うのに、自分という
商品に対してコメントが付いた場合、それが
すべての人のコメントだと気になってしまう
ということなのだと思います。

客観的に見たら普段理解できていることでも、渦中にいると中々
気付くことは出来ないものですので、そんな時は
批判コメントはアマゾンのレビューと同じだと思うのが、
僕が思う1つの解決策かと思います。

3-4、メッセージの強い政治家、評論家

サイトに記事を書いたり、メルマガで情報発信するよりも
はるかに強いメッセージを発信しているのは、
政治家、評論家など、意見がはっきりわかれやすい人たちです。

意見がわかれてしまう分、選挙の際は
大きな批判とも戦わないといけませんが、
同時に賛成側には強い意志表示をすることが
でき、多くの支援者が生まれていますよね。

このことからも、強いメッセージや、
自分が思っていることを発信することは
悪いことではないということがわかるのではないでしょうか?

そんなことよりも、記事を書いても全く見向きもされない
ほうがよっぽど辛いと思いませんか?

4、時間をかけすぎるな

4-1、オリジナル記事を作っている人が陥る罠

コンテンツの作成に時間をかけていると、段々と
そのコンテンツに愛着がわいてくるものです。

と、同時に、自分の中で
オリジナルコンテンツは時間をかけて作るものだと
思っている人ももしかしたら多いのではないでしょうか?

しかし、それは残念ながら間違いです。

なぜなら、時間をかけて作ったからといって、
記事をみられるわけではない
からです。

集客するためのサイトを運営している場合、
記事を作る目的は、相手に読んでもらうことが
大前提のはず。

つまり、みられてなんぼなわけです。

なので、見られてない記事は存在していないも同然なので、
次からは時間をかけて作るのではなく、
【需要のあるコンテンツ】をなるべく時間をかけないで
作っていく必要がある
ということですね。

4-2、ちょっとした解決策

とはいえ、職人肌の方などは、どうしても自分が作った
記事コンテンツに熱が入りすぎてしまう方もいるかと思います。

しかし、問題なのは作って終わりになっていることです。

そこから一歩踏み出して、作って終わるのではなく、どうやったら
この自分が時間をかけて作った記事をみてもらうことができるだろうか?

こう質問して考えてみると、より多くの人に見てもらえるようにタイトルも
考えるようになるでしょうし、時間をかけて作った記事が多くの人に
見てもらえる可能性が広がると思いませんか?

5、ほおっておくな

Googleの検索エンジンは、一説によると
情報の鮮度も見ているといわれています。

例えば、昨年書かれたクリスマスの記事がずっと
検索上位にいると、今年の最新情報を知りたい人の目に
触れないですよね?

なので、ユーザーのニーズや、新しさ、ニュース性を保つためにも
記事の更新頻度は気にしたほうがいいですね。

季節関係の記事は特にですが、情報の鮮度を保つためにも
ころころ変更するような情報の場合、
定期的な記事の更新をするのがいいでしょう。

記事を一旦アップしたらあとは放置ではなく、
定期的にグーグルアナリティクスなどの
解析結果をみて、記事の追加、リライトを
していくのがいいですね。

まとめ

・パクるな
・辞書だけにはなるな
・恐れるな
・時間をかけすぎるな
・ほおっておくな

以上、5つのタブーを紹介しました。

記事を作成する際に意識してもらえれば、
よりユーザーがあなたのサイトに
訪れてもらいやすくなるはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

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