アクセスが少ないうちは、結果が数字で見えないばかりに、モチベーションが
上がらなかったり、記事の書き方もこのままでいいのかよくわからなかったり、
とても不安ですよね?
まわりに相談できる相手がいないとなれば、とても心配になってしまう方も
いるかもしれませんが、こう感じてしまうのは、実はあなただけではありません。
ブログを登録したが更新しなくなった、ブログを止めた人に対し、ブログを更新しなくなった理由、やめた理由を尋ねたところ、「更新が面倒になったから」が53%で最も多く、「他のことに忙しくなったから(32%)」「飽きたから(28%)」と続いた。
ほかにも、ブログを始めた人の多くが、
・続ける理由がなくなってしまった
・ネタがなくなってしまった
など、結局の所、結果が出ないことで諦めてしまうという人が多いようです。
組織的に記事を定期更新するのではなく、個人で1年以上コツコツと更新し
続けることはとても根気のいる作業です。
そこで今回の記事では、アクセスを集めるためにブログの宣伝をどのようにしていけばいいのか?
それを決める際の考え方、方法、コツを話していきたいと思います。
1、アクセスを集める2つの考え方
まずはアクセスを集めるにあたっての考え方ですが、
大きく分けて2つあると思っています。
自分の状況によって、できることは当然違ってくると思いますので、
メリット・デメリットを把握した上で参考にしてもらえればと思います 。
1-1、時間の短縮
1つ目は、時間をかけないという考え方です。
記事をある程度を書きあげたら、外部からのアクセスを、お金を
使って集めてくる方法です。
お金をかけてアクセスを集める方法については、後述しますが、
この方法を使うことで、早く目的のページに人を集めることが出来ます。
オフラインで毎日チラシ集客をしているかのように
こちらから相手にアプローチできますし、うまくやればチラシよりもお金をかけず、
問い合わせをしてもらったり、レスポンスをもらうためのページにアクセスを呼び込むことも可能です。
この方法であれば、オフラインでチラシを見ない人に向けてアプローチできるほか、
もしあなたが、現在スマホユーザー向けのビジネスだったり、それに近い商品を
扱っていた場合は、高確率でネット広告から自社サイトへ流入することが出来るはずです。
お金を使うことによって、成果が素早くわかりますし、時間が無い方や
効率よくサイトから集客をしたい場合は、外部からお金をかけてアクセスを
集める方法が一番時間を節約できる方法です。
1-2、経費、お金の節約
次は、お金を節約して有料のアクセスではなく、
無料のアクセスをじわじわと集める方法です。
業種にもよりますが、お金をあまり出せない場合などは、
キーワード選定をしっかりして、ツイッター、Facebook、ユーチューブなどの
無料媒体、SNSからの集客や、オフラインでのリアル営業をすることで、
じわじわと外部のメディアから、自社オウンドメディアにアクセスを
流してくることが出来るようになります。
有料でアクセスを買う方法と比べて経費はかかりませんが、
時間をかける必要があります。
どちらにしてもお金か時間を投資しなければいけないので、
お金もかけず、時間もかけることも出来ないとなると打つ手が
限られてきますので、どちらか必ず投資をしていきましょう 。
2、有料のアクセス
アクセスを集める上での、主要の広告媒体のお話です。
今現在の主要の広告媒体は、大きく分けると3つになるかと思います。
・フェイスブック広告
・アドワーズ広告(youtubeを使った広告を含む)
・ヤフー広告
広告を使うといっても、用途によって広告の出稿形式が異なります。
地域を絞ることが出来たり、特定の人にのみ配信できたりできますので、
ターゲットに合わせて、使い分けていきたいところです。
3、無料のアクセス
次に、無料でアクセスをサイトに流入させるためのSNSについてです。
・ツイッター
Twitterは比較的ユーザー層が10代20代に偏っていることが特徴です。
アカウント自体が匿名で作れるため、facebook などと違って誹謗中傷などのコメントが多い分、ライトな交友が出来ます。
基本的にオススメしたいのがフェイスブックです。
実名制でのアカウントが原則となっていますし、ツイッターと比べても
コメントなどに誹謗中傷など変なレビューがつきにくいという特徴があります。
また、インターネットを通してよりリアルに人と人との
コミュニケーションが取れるため、実際にWEB上で仲良くなれれば、
リアル信頼関係を構築しやすいという特徴があります。
・Youtube
ユーチューブに限っては、動画を使ったコミュニケーションになるので、
もし顔を出すことができるのであれば、動画を使うのが1番効果的です。
もし仮に顔を出すのがちょっと恥ずかしい場合でも、
プレゼンテーションのパワーポイントなどのソフトを使って、
言いたいことを箇条書きにして動画撮影をして伝えていくことも可能です。
細切れにしたミニセミナーをやっているようなイメージで
考えてもらえれば、わかりやすいかと思います。
4、オフラインでの集客
オフラインでの無料集客ということで、インターネットを
使わない集客の方法もお伝えしていきたいと思います。
4-1、名刺
1つ目は名刺です。
名刺にウェブサイトのURL、QRコードを入れておいて、見込み客に
なりそうな人と会う機会があった場合は、直接サイトに
訪問してもらうようお願いをします。
ただ社交辞令として名刺を配っているだけでは意味が無いので、
しっかりと伝えないと相手はサイトを見に来てはくれません。
また、ここでのポイントとしては、ただ単にサイトあるから来て下さいと
言うのではなく、相手にメリットになることは何かを事前に話の中で
聞いておいて、それをちゃんと相手に伝えるということです。
例えば、相手が集客に困っているということを話の中で聞いたのであれば、
もしあなたが集客に関する知識や、コンテンツを持っている場合は、それらが
自分のサイトにあることを伝えてください。
一言付け加えるだけで、全然相手の印象も違ってくるはずです。
4-2、交流会
次は交流会に参加するという方法です。
業種交流会といってもいろんな種類がありますし、どの交流会に行ったかで
見込み客となる人がいるかどうかは当然変わってきますが、もし嫌じゃなければ、
自分の見込み客になりそうな人がいそうな交流会に、まずは片っ端から
参加してみるのが1番早いかもしれません。
交流会にも無料と有料がありますが、経験上有料で参加している
交流会の方が、無料と比べてもお客さんの意識レベルが全然違います。
4-3、セミナー
次は交流会と少し似ているのですが、自分のターゲットが参加しそうな
セミナーなどに参加してみるという方法です。
実際に有料で参加しているということは、問題の意識レベルとしては
高いと思うので、そういったセミナーに参加してみることで、
見込み客になりそうな人と出会えるはずです。
ただし、ここで注意点として、セミナーを開催している方に
迷惑にならないようにすることが第一の条件です。
セミナーに参加している方は、セミナー主催者の話を聞きたいと
思ってきている方ばかりです。
自分のことを宣伝してばかりだと、うっとうしい奴だと思われてしまう
だけなので、十分に注意するべきです。
あくまで自然に、相手とタイミングが合った時に話してみるのがいいかと思います。
5、ブログ宣伝前に確認しておきたい自分自身への質問
ブログの宣伝を始める前に、以下の5つの質問に答えておくことで、
より具体的な行動を取ることが出来るはずです。
質問1、そのブログは何の目的で運営しているのか?
まず最初の質問としてブログの運営目的、ホームページの運営目的を
はっきりさせておきましょう。
例えば、ノートなどにまとめて可視化しておくことで、自分以外の
人間も、あなたの考えていることを理解することが出来ますし、あなた自身も
自分が書いたことを確認するために使うことができます。
こうやって可視化しておかないと、当初の目的を忘れてしまいがちです。
目的がわからないままだと成果も思ったように出ないので、
最終的な目的を明確にした状態でサイト構築をして行くのが一番の理想です。
質問2、1の答えを数値化出来ていますか?
1の質問で出た答えを、次は数値化して具体的にする作業です。
サイトのPVであったり、最終的に目指しているアクセス数などのゴールを
決めておくことで、そこから逆算して必要なコンテンツの数などが
決まってくるかと思います。
質問3、いつまでにそれを達成したいのか決めていますか?
3つ目は、期限を切るということです。
それをいつまでに達成したいのかによりますが、期限がちゃんと
決まっていれば、その目標に対する強制力が働きますので、何としてでも
この期限までに達成したいということを決めておくということです。
期限はあればあるだけ使ってしまうのが人間心理です。
これをパーキンソンの法則と言いますが、人間は与えられた時間や、お金を
めいっぱいまで使ってしまうという法則があるので、これを理解した上で
改めていつまでに達成したいのかを決めて目標達成力を高めてください 。
質問4、目標達成の為にどれだけのアクセスが必要か、計算出来ていますか?
無料でアクセスを集めてくる場合は、有料と違って相手に認知してもらうまでに
時間がかかります。
特にオンラインの場合は、自分が作成したコンテンツが他人の目に
触れる場所にないと、あなたの存在を気付くことすらできないので、
しっかりとしたコンテンツを出さないと相手に見られることはありません。
アクセスをページに集めるために、あなたが欲しい
アクセス数を計算してください。
質問5、有料ならどれだけのアクセス、お金が必要か計算出来ていますか?
無料のアクセスのときと同じように、外部からのアクセスをお金を出して
集めてくる時の計算をしましょう。
・販売ページなど、目的のページに集めるアクセスの数
・1クリックの金額の目安(理想でいい)
・1ヶ月あたりの予算
これらを決めて、集客する際に必要な数値を計算してください。
6、状況別で進める4つのアクションワーク
次は、状況別でどの方法を選べば良いのか
といったことを、下記の図を使って話をしていきたいと思います。
A、お金をかけられる状態で、緊急性がある場合
資金を十分に使える状態であれば、時間の短縮の為に有料の広告を使うのがいいでしょう。
時間がないのであれば、地道に1件ずつ営業をするのは非効率です。
1件ずつ営業をする場合、空いた時間がないと中々出来ないので、
出来る限り広告でアクセスを集める方法が良いでしょう。
外部からのアクセスを目的のページに流して、お客さんを
集めるために使うのが一番です。
もしページからの問い合わせに対応するのであれば、
そこからはじめてオフラインセールスを活用することで、効率よく
営業活動を行うことが出来るようになります。
自社の商品に興味がない人ではなく、既に興味がある人からの問い合わせであれば
ピンポイントでターゲットに営業活動が出来るので、
時間をムダに使うことがなくなるはずです。
B、お金はかけられるけど、緊急性がない人の場合
お金をかけることはできるけど、緊急性がなく、こつこつと
インターネット集客をする場合は無料媒体やSNSが適しています。
1つのコンテンツを外部のSNSで投稿して使用したりするなど、
マルチユースで使って行くパターンが効果的です。
キーワード選定をしっかりとして、1記事1記事をテーマに沿って、
読み応えのある、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを
貯めていくことを目的にするのが1番です。
C、お金をかけられないけど、緊急性がある場合
お金をかけられないけど、緊急性がある場合、
インターネット上でこちょこちょやっていても時間が
かかってしまいます。
ですので、そういった時は直接オフラインで人に会って、
直接見込み客にアポイントだったり、セールスをするのがいいでしょう。
お金をかけることが出来ないのであれば、時間をかけるしかありません。
インターネットよりも直接会った方が話が出来ますし、相手の悩みを
ダイレクトに聞くことができますので、緊急性があるけど、お金をかけられない場合は、
是非をオフラインで会ってみることをおすすめします。
D、お金をかけられず、緊急性もない場合
この場合は、もちろん有料広告が使えません。
そして緊急性もない場合は、自然検索だけでじわじわやっていくのか、
SNSなどの無料アクセスだけを使うのかという話になると思うのですが、
おすすめするのは、自然検索を使ったオウンドメディアの構築です。
効果に関しては別の記事に書いてあるのでまた参考にしてもらいたいのですが、
1記事ずつしっかりコンテンツを作って資産を構築していくことが可能です。
まとめ
最終ゴールにもよりますが、時間があればやれることは
すべてやった方が結果が出るのが早いですし、この辺は
詳しく説明しなくてもわかることかと思います。
1つの集客手段に頼ることはよくありません。
ですが、有料、無料どちらを選ぶにしても、良質なコンテンツを書くこと、
有益な情報を伝えることは必須ですのでそれだけは忘れないでください。